ABOUT
本物は、静かに受け継がれる。
良いことへの道
|
全ての良いことは
遠回りの道を通って |
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このウェブサイトに掲載している写真は全て当団体の人物です。
初めまして。
当ホームページをご覧くださり、誠にありがとうございます。
ここでは、ロンランドが大切にしている理念をお伝えします。
ロンランドは、受け継がれてきた哲学を、現代を生きる一人ひとりに届く形へと丁寧に翻訳し、未来へと手渡していく場所です。
その歩みは、決して平坦でも、近道でもありません。
だからこそ、一人ひとりの身体と真摯に向き合いながら、本物の身体教育と文化を、次の世代へつないでいきます。

私は、スタジオを開くことを夢見ていたわけではありません。
本来受け継がれるべきピラティスの哲学と、人が安心して学び続けられる環境を守りたい。
その想いが、ロンランドの始まりでした。
これまで私は、本質から離れた指導や、理念と現実が一致しない運営を目の当たりにしてきました。
その経験を通して私が深く実感したのは、理念や歴史、そして受け継がれてきた文化や知的財産を誠実に尊重することは、卓越した教育を目指す以前に、教育に携わる者として最低限守るべき姿勢であるということです。
日本で広く普及しているピラティスと、私が受け継いできたフレッチャーピラティスとでは、歴史的背景や技術だけでなく、教育に対する考え方にも違いがあることを、自らの学びを通して知りました。
その確信は、日本での経験だけではありません。
実際にアメリカへ渡り、フレッチャーピラティス代表のキリア・サビンはじめ、ロン・フレッチャーから直接学んだ第二世代の指導者、そしてジョセフ・ピラティスの第一世代であるキャシー・グラントやロマーナ・クリザノウスカの教えを受け継ぐ方々から学ぶ中で、その歴史や理念、技術の背景を確認し、私の確信はさらに深まりました。
だからこそ私が何より大切にしたいことは、「学ぶ人が安心して通い続けられる場所」を守ることです。
ピラティスは、精神と肉体と脳のバランスを整え、全身を統合する、生きる活力を養う健康運動法です。
それは呼吸によって導き、心身ともに生まれ変わることで質の高い生活を目指す学問だからです。
だからこそロンランドは、流行や効率を追い求める場所ではなく、一人ひとりが静かに身体と向き合い、自分自身と向き合える環境を何より大切にしています。
ロンランドは、その想いを形にした場所です。
この場所は、決して簡単に手に入れたものではありません。
多くの決断と覚悟を重ね、支えてくださった方々への感謝を胸に、一歩ずつ築き上げてきました。
だから私は、この場所を守り、育て、つなぎ、受け継ぐ場であり続けたいと思っています。
それが、ロンランドの変わることのない約束です。
ロンランドの歩みは、私自身の人生そのものです。
一人の母親として娘を育てながらも、信念を曲げることなく歩み続けた日々。
その積み重ねの中から、この場所は生まれました。
この場所を支えてくださる会員さま。未来へ想いをつないでいく次の世代。家族。そして、どんな時も揺らぐことのない自分自身の信念。
そのすべてへの感謝を胸に、ロンランドはこれからも変わることなく歩み続けます。

フレッチャーピラティス本部(アリゾナ州ツーソン)にて。ロン・フレッチャーの後継者であり、フレッチャーピラティス ディレクターを務めるキリア・サビン・ワーグマン氏。私のメンターとして、現在もご指導いただいています。
2008年 Fletcher Pilates®︎との出会い
2009年 Fletcher Pilates®︎ Preparatory course 取得
2018年 Body Arts and Science International Pilates Education 取得
2018年 Polestar Pilates Gateway Equipment 取得
2019年 Pilates Second Generation Academy Japan 取得
2019年 Fletcher Pilates®︎ Intensive (U.S資格取得)
2021年 Fletcher Pilates®︎ Comprehensive Qualified (U.S資格取得)
2021年 RonLand設立
2022年 日本再上陸記念ワークショップ開催
2023年 Fletcher Pilates®︎ Comprehensive Professional (U.S資格取得)
2024年 キリア招致フレッチャーフュージョン®︎ワークショップ開催
2025年 NPCP Ron&Romana Retreat (U.S資格取得)
2026年 IDEA国際カンファレンス参加 (Korea)
現在も国内外で学びを続け、技術と哲学の研鑽を重ねています。
ロンランドでは、身体を「見る」のではなく、「聴く」ことを大切にしています。
体は言葉を話しません。
姿勢
呼吸
歩き方
立ち方
目線
筋肉の緊張
動きの迷い
それらは全部、その人の身体からのメッセージです。
ロンランドは、身体の声に耳を澄ます場所。
私は、身体を評価する前に、その方の身体が何を伝えようとしているのかを丁寧に観察します。
長年の臨床経験を重ねる中で、言葉になる前の小さなサインに気づくことが増えました。
『まだ何も話していないのに、どうして分かったのですか』と言われることがありますが、それは特別な力ではなく、長い時間をかけて自身の身体に向き合ってきた体験と、一人ひとりの身体と真剣に向き合い続けてきた時間が教えてくれたものだと私は思っています。
Ron Fletcherへの敬意を込めた「ロン」と、上陸・到達を意味する「ランド」。
つまり「ロンランド」には、
ロン・フレッチャーから受け継いだものが、日本という新しい土地に根を下ろし、未来へ続いていく場所にしたい、という願いが込められています。
これは単なるスタジオ名ではなく、自身の歩みそのもの。
2008年 私はフレッチャーピラティスと出会いました。
その出会いが、人生を大きく変えることになるとは、その時はまだ知りませんでした。
2011年 ロン・フレッチャーの逝去を機に、日本で続いていたフレッチャーピラティスの学びの場は失われました。
2019年 一筋の望みを抱き、韓国で開催されるフレッチャーピラティスのインテンシブコースを見つけ、参加を決意しました。
会場となったスタジオで初めてお会いした講師が、Kyria Sabinでした。
その時の私は、Kyria先生がRon Fletcherの哲学を受け継ぐ後継者であり、フレッチャーピラティスを率いる存在であることを知りませんでした。
講義が始まると、その深い知識と身体への向き合い方、そして一つひとつの言葉に触れる中で、この方から学び続けたいという想いが自然と芽生えていきました。
そして講義を通して初めて、その方がフレッチャーピラティスの後継者であることを知りました。
探し続けてきた道の先で、本流へと再びつながる扉が開いた瞬間でした。
韓国滞在中、私は慣れない英語で一通の手紙を書きました。
そこには、日本ではフレッチャーピラティスを学ぶ場が失われてしまったこと、そして、もう一度本物を学びたいと願う人たちのために、その教育を日本へ再び届けてほしいという想いを綴りました。
その手紙を読んだKyria先生は、静かにこうおっしゃいました。
「Akane、あなたがやりなさい。」
その言葉は、私の進むべき道を照らしてくれました。
コース期間中には、何度も受講生の前で私の動きや指導を取り上げてくださり、これまで積み重ねてきた学びや技術を認めていただいていることを実感しました。
あの日いただいた言葉は、私に新しい使命を与えてくれました。
「日本でもう一度、本流の教育を届ける。」
その想いを胸に歩み続けた先に、現在のロンランドがあります。

2019年、韓国で開催されたフレッチャーピラティス インテンシブコースにて、初めてキリア・サビン・ワーグマン氏とお会いした時の写真です。
日本で学ぶ場を失った私にとって、本流との再会、そして新たな歩みの幕開けとなりました。
韓国での出会いをきっかけに、本流への道は再び開かれました。
有言実行であったKyriaは、私を丁寧に育ててくださいました。
その後、アリゾナで最終試験に臨み、一つの学びの節目まで積み重ねました。
韓国でもう一つ約束しました。
日本の他でキリア、デボラ、デービットのフレッチャーピラティス率いる素晴らしい指導者によるワークショップの開催です。
再上陸の計画は、コロナ禍でオンラインでの開催となりましたが、歩みを止めることはありませんでした。
そして2024年、キリアを日本へお迎えし、念願だったワークショップを開催することができました。
ワークショップの成功を受け、キリアより、次世代の指導者を育成する「ファカルティ」への昇進を推薦いただきました。
それは、私にとって長年の憧れ続けてきた役割でした。
ファカルティは、単に知識を教える立場ではありません。
世界でも限られた者だけが担うことを許される指導者であり、自らの身体そのものが、フレッチャーピラティスを体現する教材であることが求められます。
そこへ至るまで積み重ねてきた年月を思うと、言葉では表せないほどの感動がありました。
一方で、その重い責任を前に、私はすぐにその役割を受け入れることはできませんでした。
私は、資格教育の必要性も深く理解しています。
実際に、かつては指導者の育成にも取り組み、六名の指導者を育てました。
しかし、その歩みを最後まで共にできた人はいませんでした。
その経験から、教育とは知識や技術を伝えるだけでは成り立たず、学び続ける覚悟や哲学を共有することの難しさを実感しました。
一方で、この数年間、ピラティス業界の変化を静かに見つめ続ける中で、私は改めて、本物の価値は時間が証明してくれるものだと感じるようになりました。
本物を学び続けた時間は、時を重ねるほどに、かけがえのない宝石へと磨かれていきます。
だからこそ私は今、ファカルティとして次世代へ正しく受け継ぐ準備を始めたいと考えています。
学びには終わりがありません。
受け継ぐ責任を果たすためにも、私自身がこれからも学び続ける一人でありたいと思っています。
私が歩んできた時間が、受け継いできた想いとともに、いつか次の世代へ、そして愛娘へとつながっていくことを願っています。
ジョセフ・ピラティスが考案したメソッド「コントロロジジー」。
ロン・フレッチャーは、その創始者のもとで20年以上学び、自身が抱えていた膝の障害を克服しました。
その後、解剖学への深い探究と卓越した芸術的感性を融合させ、受け継いだメソッドをさらに発展させています。
身体を機能として捉えるだけでなく、骨格からのアプローチ、呼吸、表現、空間との調和までを一つの作品として昇華させたことが、ロンフレッチャーの大きな功績の一つです。
また、ピラティス氏の望みでもあった医療業界への参入を実現させました。
更には、大勢を統一して指導できる方法、立位でのピラティスを考案し世界中でワークショップを開催し広めました。
ロンの代表的な作品は、オリジナルのタオルを使ったワーク、床でダンスをしている感覚のフロアワーク、バレエリーナの軸と強い脚力を連想するバーワーク、呼吸運動法から動きのリズムを作り出し循環器から生命を改善するパーカッシブブリージング。
これらを、総称してフレッチャーフュージョン®︎としています。
私は、ロン・フレッチャーが遺した身体教育をより深く理解するため、その技術だけでなく、彼という一人の芸術家が何を見つめ、何を表現しようとしていたのか、その原点を学び続けてきました。
その一歩として、ロン・フレッチャーが団員として活動していたマーサ・グラハム舞踊団のコンテンポラリーダンス「マーサ・グラハムテクニック」を学び、身体表現や呼吸、空間との関係性への理解を深めました。
私にとって学ぶこととは、身体教育は、知識を覚えることとは違います。
一度身体に身についた動きや身体の使い方は、簡単に書き換えることができません。
だからこそ、最初にどのような身体教育に出会うかは、その後の人生を大きく左右します。
私自身も、さまざまな教育に触れ、自らの身体で学び続けてきました。その経験があったからこそ、身体を根本から育てる教育の大切さを確信しています。
私が学び続ける理由は、身体を通して哲学を理解し、その背景にある思想や芸術性までも、自分自身の経験として積み重ねていきたいと願っているからです。
だからこそ、現在も学びを止めることなく、必要に応じて医療機関との連携を図りながら、一人ひとりの身体と真摯に向き合うことを大切にしています。
提携医療機関である整形外科では、医師の診断や身体の状態を踏まえ、その方に適したアプローチを検討しています。また、継続的なセッションの中で必要に応じてMRIなどの医療的評価も取り入れ、身体の変化を確認しながら指導を進めています。
私たちが目指しているのは、目の前の症状だけを見ることではありません。
その方が本来持つ可能性を引き出し、人生を通して安心して動き続けられる身体を育てていくこと。
それが、ロンランドが未来へ手渡していきたい身体教育です。
身体は、一生をともに歩む唯一のパートナーです。
だからこそ、最初の身体教育には、人生を変える力があると私たちは信じています。

私は、多くの人を育てることを目指してはいません。
一人ひとりと丁寧に向き合い、未来を託せる人を育てることを大切にしています。
受け継ぐことは、増やすことではない。
しかし、その哲学は、確かな技術によって初めて身体に現れます。
ロン・フレッチャーが遺した教育は、単に技術を習得するものではありません。
体を動かす技術はもちろん、その動きに宿る哲学、芸術性、そして人としての在り方までが一つの作品として求められます。
だからこそ、一つひとつを身体で理解し、自分のものとして育てていくには、長い時間と深い探究が必要です。
現在は、会員さまの大切なお子様とも向き合い、次の世代へと受け継がれていく未来を見据えながら、その成長を支えています。
学ぶ姿勢や人としての在り方は、日々の積み重ねによってしか育まれません。
ロンランドは、完成された場所ではありません。
子どもたちが成長するとき。
新しい指導者が育つとき。
新しい出会いが生まれるとき。
その一つひとつの歩みとともに、ロンランドもまた、未来へ向かって育ち続けていきます。

文化は、守るだけでは未来へ受け継がれていきません。
本質に深い敬意を払いながら、その時代を生きる人々に届く形へと育み続けるとで、文化は新たな命を得ます。
私もまた、その長い歴史の一人として、受け継いだものを誠実に磨き、未来へ手放していける存在でありたいと願っています。
哲学は、身体の中で初めて本物になる。
ロンランドで行われていることは、単に身体を動かすレッスンではありません。
受け継がれてきた哲学を、一人ひとりの身体を通して理解し、自分自身の人生へと育てていくセッションです。
同じ身体は一つとして存在しません。
年齢も、生活も、歩んできた時間も、それぞれ異なります。
だからこそ、決められた形へ身体を当てはめるのではなく、その方が本来持っている可能性に耳を澄ませながら、その日に必要なアプローチを丁寧に組み立てています。
ロンランドでは、「正しく動くこと」よりも、「なぜ、その動きが必要なのか」を大切にしています。
身体は、結果だけを求められることで、本来の豊かさを失ってしまうことがあります。
呼吸を感じること。
重力を受け止めること。
足裏で床を感じること。
静かに立つこと。
一つひとつの積み重ねが、やがて姿勢を変え、動きを変え、生き方そのものを変えていきます。
だから私たちは、短期間で変化を約束することはありません。
遠回りに見える道こそが、本当に身体を育てる道だと信じているからです。
自分自身を理解し、信頼し、人生をより自由に歩いていくための土台を育てることだと考えています。
ロンランドは、身体を変える場所ではなく、身体との関係を育てる場所。
その積み重ねが、未来の自分への何より確かな贈り物になると、私たちは信じています。

ジョセフ・ピラティスが築いた確かな土台の上に、ロン・フレッチャーは、身体への深い探究と芸術性を融合させ、新たな身体教育の可能性を切り拓きました。
ジョセフ・ピラティスが残した「このメソッドは50年早かった」という言葉は、時代を経て、多くの人々にその価値が認められる今日へとつながっています。
その歩みを支えたロン・フレッチャーの献身と探究心は、ピラティスメソッドの可能性をさらに広げ、世界へと受け継がれる礎となりました。
私が受け継いでいるのは、技術だけではありません。 身体を深く理解し、一人ひとりの可能性を信じ、人がより豊かに生きるための身体教育という哲学です。
身体は、一生付き合っていく唯一の居場所です。
その身体を知り、育て、信頼して生きていくこと。
ロンランドは、その歩みを静かに支え続ける場所でありたいと願っています。
「会員さまの歩み」
私たちが「本流」を大切にする理由は、私たち自身が語るだけでは伝わりません。
実際に学び、身体の変化を体感された方々の歩みを一部紹介します。
Naokoさんは、週2〜3回のペースでセッションを継続され、出張先からもオンラインで参加されながら、ご自身の身体と丁寧に向き合い続けてこられました。
複数の医師から人工関節置換術を勧められ、年々強くなる痛みの中で日常生活を送られていたそうです。
そのような状況の中でも、ご自身の身体を信じ、一歩ずつ積み重ねを続けられたことが、現在の歩みにつながっています。


Yukoさんは、週1回のセッションを通して、心と身体の調和を育み、ご自身らしい活力を取り戻していかれました。
身体が変わることで気持ちにも変化が生まれ、日々をご自身らしく過ごす喜びを実感されています。


彩子さんは、6年間にわたり週1〜2回のセッションを継続され、第二子のご出産に向けて心身を整えてこられました。
一人目のご妊娠時との違いをご自身でも実感され、体調に合わせてサプリメントも上手に活用しながら、穏やかなマタニティライフを過ごされています。
妊娠中に逆子と診断された時期もありましたが、その後は赤ちゃんの向きが変わり、ご本人も安心してご出産の日を迎えられています。


陽子さんはビキニフィットネスの選手です。
スペインという国際大会でも日本人として優秀な成績を収めている努力家。
背骨のカーブが強い筋肉で引っ張られていた昔が懐かしく、現在ではコントロールすることが上達されました。


本物は、派手な宣伝ではなく、積み重ねた時間と、一人ひとりの身体の歩みの中に息づいています。
その歩みの先にある、本来の健やかさと豊かさを信じて。
ロンランドはこれからも、受け継いだ哲学を未来へつないでまいります。
| 2021/05/19 |



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